材木屋の家に生まれ、木を削る音を聞き、桧や杉の香りを嗅ぎながら育ちました。
父は、建築業が忙しく、お客様のところや現場に行ってることが多かったのですが、
店では、いつも職人さんが木の加工をしていました。
子供頃からそんな作業を見て育ちました。
職人さんたちの手にかかると木が美しくやさしい表情に変わっていくのです。
時には、手伝うこともあり、直接手に触れると木のぬくもりが伝わってくるのです。
子供心に木っていいなって思いながら。
そんな私も皆様の住まいをつくって25年になろうとしています。
先日、そんな一軒のお宅に伺ったら、息子さんのお嫁さんを紹介されて、
「この人が、いつも話してるこの家をつくってくれた岩田さんよ!」って
こんな風に言われるのが私にとって一番嬉しい時です。
皆様のお宅を年に何度か訪問するようにしています。
家が建ってる限り、快適に暮らしていただく責任があると思っております。