地球温暖化、資源の枯渇、廃棄物問題—日々のニュースで耳にする環境問題。
あなたは「自分に何ができるだろう?」と考えたことはありませんか?

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕住まいる設計士 岩田邦裕です☘

実は、私たちの「住まい」こそが、地球環境を守るための重要な鍵なのです。

3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」。
持続可能な開発目標(SDGs)が世界中で注目される今、住まいづくりも大きな変革の時を迎えています。
30年前なら「贅沢な家」が憧れでしたが、今求められているのは「地球に優しい家」です。

驚くことに、日本の住宅は平均寿命が約30年と言われています。
欧米の住宅が100年以上使われるのに比べ、あまりにも短い期間で建て替えられているのです。
この「スクラップ&ビルド」の文化が、膨大な建設廃材と資源の無駄遣いを生み出しています 🌍

このブログでは、30年にわたり持続可能な住まいづくりに取り組んできた「いわいハウジング」の知見をもとに、
SDGsの視点から考える環境に優しい住まいづくりの方法をご紹介します。
あなたの住まいづくりが、地球と地域とご家族の未来を明るく変える一歩になりますように。

SDGsと住まいの深い関係

SDGsとは?私たちの住まいにどう関わるの?

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」のこと。
貧困や飢餓の撲滅から環境保護まで、17の目標と169のターゲットで構成されています。

「でも、それが私の家とどう関係あるの?」と思われるかもしれません。
実は、住まいづくりは少なくとも7つのSDGs目標に直結しているのです 😲

例えば、省エネ住宅は「目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」や
「目標13:気候変動に具体的な対策を」に貢献します。
また、地域の木材を使うことは「目標15:陸の豊かさも守ろう」に繋がります。

私たちの住まいの選択が、実は地球規模の課題解決に大きな影響を与えるのです。
その事実を知ると、住まいづくりの責任の重さを感じませんか?

住まいづくりで実現できるSDGs目標

住まいづくりで具体的に貢献できるSDGs目標を見てみましょう。

  1. 目標3:健康と福祉
    • 自然素材を使った化学物質の少ない住宅
    • バリアフリー設計による安全な住環境
  2. 目標7:エネルギー
    • 高断熱・高気密住宅による省エネ
    • 太陽光発電などの再生可能エネルギー活用
  3. 目標11:持続可能なまちづくり
    • 災害に強い住宅の普及
    • コミュニティとの調和を考えた住まいづくり
  4. 目標12:つくる責任、つかう責任
    • 長寿命住宅の推進
    • リサイクル建材の活用
  5. 目標13:気候変動対策
    • CO2排出量の少ない住宅設計
    • 省エネ設備の導入

あなたの住まいづくりの選択が、これらの目標達成に直接貢献するのです ✨

「でも、環境に良い家って高くないの?」そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。
確かに初期投資は従来の住宅より高くなる場合があります。
長期的に見れば光熱費の削減や健康面でのメリットにより、トータルコストは抑えられることも少なくありません。

地球に優しい住まいづくりの7つの方法

1. 高断熱・高気密住宅で省エネを実現

家庭からのCO2排出量の約3割が冷暖房によるもの。
高断熱・高気密住宅は、この排出量を大幅に削減できます。

断熱材の充填や複層ガラスの採用、気密性の高い建具の使用など、「熱の出入り」を最小限に抑える工夫が重要です。
いわいハウジングの施工例では、従来の住宅に比べて冷暖房費が50%以上削減されます 💡

「夏は涼しく、冬は暖かい」という当たり前の快適さが、実は最も環境に優しい住まいの姿なのです。

2. 自然エネルギーを活用した設計

太陽光、太陽熱、風の力など、自然のエネルギーを最大限に活用する設計を取り入れましょう。

南向きの大きな窓からの日射熱を利用するパッシブソーラーデザインが代表的な方法です。
冬には部屋の奥まで太陽が入ってきて部屋をあたため、夏は太陽が入らないように庇などの設計する手法です。

太陽熱集熱パネル換気を屋根に取り付けるという方法もあります。
冬は、パネルで温められた空気が家中を循環し、夏は夜間の冷えた空気が取込まれます。
これにより、冷暖房の期間を減らすことができるので、省エネで快適に過ごせます。

太陽光発電システムを導入して、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)という方法もあります。
「我が家が発電所になる」という発想の転換が、これからの住まいづくりでは重要になってくるでしょう。

このように、年間の一次エネルギー消費量が正味でゼロ以下になる住宅が普及しつつあります🔋

3. 地域材の活用で持続可能な森林を守る

日本の森林は、適切に管理されないと荒廃してしまいます。
地域の木材を積極的に使うことで、森林の持続可能な管理を促進できるのです。

いわいハウジングでは、地元の森林から切り出された木材を使用することで、輸送時のCO2排出量も削減。
さらに、地域経済の活性化にも貢献しています。

住まいと森林の関係を見直すことで、「目標15:陸の豊かさも守ろう」の実現にも繋がるのです 🌳

4. リサイクル建材の活用で廃棄物を削減

建築廃材は、産業廃棄物の約2割を占めると言われています。
この課題に対応するため、リサイクル建材の活用が注目されています。

再生木材を使ったフローリングや、廃ガラスを原料とするタイル、古材を活用した内装材など、選択肢は年々増えています。

古材と聞くと再生品というイメージを持たれる人が多いと思います。
以前は、ごく普通に構造材に古材を使って建築されていたのは、伐採から年数を経た木材は、とても強度が強かったからです。
構造材に古材を使うことは少なくなりましたが、年数を経た古材は、内装材としてはとても良い雰囲気を出してくれます。

「新しいものが良い」という固定観念を捨て、「再生されたものの方が価値がある」という考え方に切り替えていくことが大切です 🔄

5. 長寿命住宅で資源の無駄遣いを防ぐ

前述の通り、日本の住宅寿命は平均30年と短いもの。
これを延ばすことが、資源の有効活用に繋がります。

具体的には、基礎や構造体の強化、メンテナンスのしやすさを考慮した設計、将来のライフスタイル変化に対応できる可変性の高い間取りなどが重要です。

いわいハウジングでは、100年以上使える住宅を目指し、定期的なメンテナンスプログラムも提供しています。

「孫の代まで使える家」という発想が、実は最もエコな住まいづくりなのです 👨‍👩‍👧‍👦

6. 健康と環境に優しい自然素材の選択

化学物質を多く含む建材は、環境負荷が高いだけでなく、シックハウス症候群などの健康問題も引き起こします。

自然素材を選ぶことで、環境負荷を減らしながら、住む人の健康も守ることができるのです。
無垢材の床や珪藻土の壁、天然塗料の使用などが代表的な方法です。

「住めば住むほど体に良い家」という考え方が、SDGsの「目標3:健康と福祉」にも貢献します 🌿

7. 地域コミュニティと調和した住まいづくり

持続可能な社会の実現には、地域コミュニティとの調和も欠かせません。

例えば、地域の景観に配慮したデザイン、近隣との交流を促す開放的な外構計画、地域の職人や企業と協力した家づくりなどが挙げられます。

いわいハウジングでは、地域の伝統的な建築様式を現代に活かしたり、地元の職人技術を積極的に採用したりすることで、地域文化の継承にも貢献しています。

「閉じた家」ではなく「開かれた家」を目指すことが、持続可能なコミュニティづくりにも繋がるのです 🏘️

いわいハウジングの取り組み事例

地域と地球を元気にする30年の実績

いわいハウジングは、創業以来30年にわたり「地球と地域とご家族を元気にする住まいづくり」を理念に掲げてきました。

その具体的な取り組みの一つが、「地域循環型住宅」です。
地元の森林から切り出された木材を使い、地元の職人によって建てられる住宅は、地域経済の活性化とCO2排出削減の両方に貢献しています 🌱

また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた「エネルギー自給自足型住宅」も多数手がけており、災害時にも安心して暮らせる住まいを提供しています。

家族の幸せと環境保護を両立させた実例

S様邸の事例をご紹介します。
この住宅は、地元の杉材をふんだんに使用し、パッシブデザインと最新の省エネ設備を組み合わせた住まいです。

結果として、従来の住宅に比べてCO2排出量を年間約2トン削減しながら、家族が健康に暮らせる住環境を実現しました。

「環境に良い家は不便」というイメージを覆し、快適性と環境性能を高いレベルで両立させた好例です 🏡

まとめ:SDGsを意識した住まいづくりが未来を変える

私たちの住まいづくりの選択が、地球環境と次世代の未来を大きく左右します。

  • 高断熱・高気密住宅による省エネ
  • 自然エネルギーの活用、地域材の使用
  • リサイクル建材の採用
  • 長寿命設計
  • 自然素材の選択
  • 地域との調和

—これら7つの視点を意識するだけで、あなたの住まいづくりはSDGsに貢献する大きな一歩となるでしょう。

環境に優しい住まいは、単なる「エコ」を超えて、住む人の健康や幸せ、そして経済的なメリットももたらします。
初期投資は若干高くなりますが、長期的に見れば必ず報われる選択なのです 💖

地球と地域と家族の未来のために、今日から持続可能な住まいづくりを始めてみませんか?

環境に配慮した理想の住まいを一緒に考えましょう

SDGsを意識した住まいづくりに興味をお持ちになりましたか?
いわいハウジングでは、環境に配慮した設計を得意とする設計士による住まい相談を無料で実施しています。

あなたのライフスタイルや価値観に合った、地球にも家族にも優しい住まいづくりをサポートいたします。

この機会に、あなたの理想の暮らしづくりを考えてみませんか?
あなたの健康的で快適な暮らしのために、私たちがお手伝いします。
まずは、お気軽にご相談ください。

お問い合わせは簡単です。

住まいについて
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0120-71-3804にお電話ください。
(いわいハウジングの代表番号は0586-71-3800)

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それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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