こころとからだが喜ぶ暮らしを❤
一宮市の設計工務店 三代目 一級建築士
住まいる設計士 いわくにです🎵
耐震改修と断熱改修をしている
一戸建てリノベーションの現場に
行ってきました。
今日、作業していたのは、
この二人です。
いつものように
頑張ってくれています。
こちらの工事は、始まったばかりで
2月末まで続きます。
手始めに、
一部屋を柱と梁を残して
骨組みだけにしました。
天井を取ったので
屋根が見えています。
立派な丸太梁があります。
こういう家なので、
直して大切に使うのですが!
作業しているのを
写真に撮るとごくありふれた風景です。
しかし、サーモグラフィーでとると
手前の屋根と奥の屋根では、
温度が10℃くらい違います。
外気温が20℃くらいの
暑くもなく寒くもない状況で
この温度差です。
真冬や真夏は、
もっと大きな温度差になります。
人にとっては、不快なこの温度差から
守るのが断熱の役目です。
改修前のこの家も断熱が
できているとは言えません。
もっとも、日本で
断熱ができていると言えるのは、
5%だけです。
日本では、住宅の快適さは、
法律で守られていません。
諸外国では、
住人が、断熱の勉強をしなくても
法律の整備されているので、
暖かい家に住むことができます。
しかし、日本では、
2020年の法施行まで
待たなくてはなりません。
日本は、断熱後進国!
世界の基準から見れば、
日本の家は、
恥ずかしいレベル (;-;)
2020年からは、家を建てる時に
断熱性能の最低基準を
守ることになっています。
昭和55年、平成4年、平成11に
推奨値として、
断熱性能の基準が発表されました。
どの基準に基づいた家かというのが、
このグラフです。
平成11年の基準をもとに
2020年の義務化基準がつくられました。
だから、
断熱ができている家は、
5%しかないといえます。
先日、新築住宅の無料相談会の時に
お客様から質問されました。
「どこの業者も 高断熱 と
書かれているから断熱性能は、
同じなんですよね?」って
大きな間違い (^-^)
2020年までは、
住宅の断熱基準がありませんから、
2020年に義務化される基準すら
満たしてなくても
高断熱住宅と広告できてしまいます。
地球環境のためにも
ご家族の健康のためにも
健全な住宅に暮らしていただきたいと
願っています。
それでは、また明日(‘ー‘)/~~
無料相談会を開催します。
と0586-71-3800に
お電話ください。