桜が美しく咲き誇る季節、あなたはその儚さに心を奪われていませんか?

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕住まいる設計士 岩田邦裕です☘

一宮市 大江川緑道

桜の命はわずか1週間ほど。
その短さゆえに私たち日本人は桜に特別な感情を抱きます。

でも、同じ「短い命」でも損をするものがあります。
それが「住宅の寿命」です❗️

驚くべきことに、日本の住宅寿命は平均わずか30年程度で、欧米の半分以下なのです。

桜の儚さは美しいけれど、家の短命さはあなたの資産を減らし、環境負荷も増大させています。
一度建てた家が長く使えれば、資産価値も維持され、建て替えのコストも節約できます。

今回は、桜の美しい短命さと対比しながら、なぜ日本の住宅寿命が短いのか、そしてどうすれば住宅寿命を延ばせるのかをお伝えします。
あなたの大切な家を長持ちさせる秘訣、ぜひ知っておきましょう🌟

桜が教えてくれる「はかなさの美学」

🌸 桜の短い命と日本人の美意識

桜の季節がやってきました。
今年は近年よりも咲くのが少し遅れました。
でも、花の命は相変わらず短そうです😢

桜の花が満開になってから散るまでの期間は、ほんの1週間ほど。
この短さが、私たち日本人の心を揺さぶるのです。
「花は散りゆくからこそ美しい」という感覚、あなたも持っていませんか?

日本人は昔から、物事の「無常」に美を見出してきました。
何でも永遠ではなく、いつかは消えゆくもの。
それを受け入れ、むしろその瞬間の美しさを大切にする文化があるのです🌸

一宮市 大江川緑道

🌸 短い命だからこそ愛される桜の魅力

日本で最も親しまれている桜の品種「ソメイヨシノ」は、一斉に咲き、一斉に散るという特徴があります。
この一斉に咲き散る様子が、「桜は短命」というイメージをさらに強めているんです 🌸

この「桜は短命」というイメージは、「一期一会」の精神そのものですよね😊

花見の文化もこの短さあってこそ。
「今しかない」という思いが、人々を外に連れ出し、宴を楽しむきっかけになっているのです。

あなたも今年、桜の下でお弁当を広げましたか?
短い命だからこそ、その瞬間を大切にしたくなるものです❤️

日本の住宅寿命の現実

📉 驚くほど短い日本の住宅寿命

桜の短い命は美しいけれど、家の短い命は問題です。
日本の住宅寿命は平均でわずか「30年」と言われています。

これって、どれだけ短いか分かりますか?
人間で言えば、やっと大人になったところで寿命を迎えるようなものです😱

家を買った喜びもつかの間、30年ほどで資産価値が失われてしまう。
これはご家族の生涯の資産としても大きな損失になります。

「家は一生に一度の買い物」と言いますが、
実は日本では「一生に二度、三度の買い物」になっているのです。

📊 欧米との住宅寿命の差は歴然

出典:国土交通省我が国の住宅ストックをめぐる状況について(補足資料)https://www.mlit.go.jp › shingikai › content

日本の住宅寿命の短さは、国際比較するとさらに明らかになります。
データを見てみましょう。

「滅失住宅の平均築後年数」という指標で比べると、
日本は32.1年。これに対して米国は66.6年、英国に至っては80.6年です🏠

つまり、同じ家が日本では30年ちょっとで建て替えられるのに、
アメリカでは倍以上、イギリスでは2.5倍も長く使われているのです!

これは単なる数字の差ではなく、住宅に対する考え方の違いを表しています。
欧米では「長く住み継ぐ資産」という意識が強いのです。

🌍 短い住宅寿命がもたらす環境負荷

住宅の寿命が短いことは、実は環境にも大きな負担をかけています。
考えてみてください。

家を建てるには、建材の製造、建設、そして古い家の解体、廃棄と、多くの工程があります。
これらすべてでエネルギーを使い、資源を消費します🌱

たとえば、コンクリートや鉄を作るには膨大なエネルギーが必要です。
これが30年ごとに繰り返されると、CO2排出量も莫大になります。

「エコな生活」を心がけていても、30年ごとに家を建て替えることの環境負荷は計り知れないのです。
住宅寿命を延ばすことは、地球環境を守ることにもつながります✨

住宅寿命を延ばす賢い選択

🌲 木材活用で地球にも家計にも優しく

住宅寿命を延ばすには、建材選びが重要です。
中でも木材は多くのメリットがあります。

木材は、鉄やコンクリートと比べて製造時のエネルギー消費が少なく、環境への負荷が小さいのです🌳

さらに木材には炭素を固定する働きがあり、地球温暖化防止にも貢献します。
「木を使うことは森を守ること」なのです。

木の香りや温かみは心身にも良い影響を与えます。
木造住宅で過ごすと、なんとなく落ち着きませんか?それは科学的にも証明されているのです❤️

🏡 高気密・高断熱で住宅寿命を大幅アップ

高気密・高断熱

木造住宅の弱点は湿気に弱いこと。でも、それは正しい対策で克服できます。

高気密・高断熱の住宅は、結露を防ぎ、木材の腐食を防止します。
壁の中に湿気がこもらないので、建物の寿命が大幅に延びるのです🔍

適切な換気システムで室内の湿度をコントロールすれば、家の寿命はグンと伸びます。
最新の住宅技術を取り入れるだけで、木造住宅は100年以上持つことも可能なのです!

「木造だから弱い」は昔の話。
今の技術なら、木造でも長持ちする家づくりができます。
それが家計にも環境にも優しいのです✨

💰 住宅寿命を延ばして資産価値を守る

住宅の寿命を延ばすことは、あなたの資産を守ることにもなります。
考えてみてください。

30年で価値がゼロになる家と、100年使える家。どちらが資産として優れているでしょうか?
答えは明らかですよね💡

欧米では古い家ほど価値があるケースも多いですが、日本では新しい家ほど価値があると考えられてきました。
でも、この考え方が変わりつつあります。

今、「長く住み継げる家」への関心が高まっています。
将来を見据えた住宅選びをすることで、家族の資産を守り、次世代に引き継ぐことができるのです🏡

また、短命な住宅は資産価値の下落も早いです。
日本の中古住宅市場が活性化しない大きな理由の一つが、この短い寿命にあるんですよ 📉

まとめ:桜ははかなく、家は長く

桜のはかなさを愛でる日本人の感性は素晴らしいものです。
しかし、住宅の短い寿命は美しくも経済的でもありません。

日本の住宅寿命は、欧米の半分以下であり、これは大きな経済的損失と環境負荷につながっています。
日本の住宅寿命が欧米の半分以下という現実は、私たちの住まい方を見直すきっかけになるでしょう。

住宅の寿命を延ばすには、適切な建材選びと高気密・高断熱設計が効果的です。
木材などの自然素材を活用し、結露やカビを防ぐ工夫をすることで、住宅の寿命は大幅に延びます。
環境にも家計にも優しい選択と言えるでしょう。

あなたの家が長く持つことは、家計の節約になるだけでなく、環境保全にも貢献します。
桜のように美しく散るのではなく、樹木のように長く強く立ち続ける住まいを目指しましょう 🌳

住まいの寿命を考えることは、未来への投資です。
あなたとご家族の豊かな暮らしと、かけがえのない地球環境を守るために、住宅の長寿命化について考えてみませんか?

あなたの住まいづくりは、次の世代にも影響を与える大切な選択です。
桜のように美しく、でも桜と違って長く続く住まいを考えてみませんか?

あなたの住まいの寿命を延ばす第一歩は専門家への相談から

長く快適に住める家づくりに興味を持たれましたか?
長寿命の家づくりには専門知識が必要です。
高気密・高断熱や木材活用のメリットを最大限に生かした長寿命住宅に興味をお持ちでしたら、
ぜひ専門家にご相談なさって、ご家族の未来を守る住まいづくりを始めてください。

【住まいづくり相談】

私も無料で「住まいづくり相談」を行っています。
木材の選び方から高気密・高断熱の施工方法まで、
住む人の豊かな暮らしとかけがえのない地球環境を守るためのご相談にのっています。

お問い合わせは簡単です。

パソコン・スマホの方は下記のボタンから

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住まいについて相談したいのですが…」と0120-71-3804にお電話ください。
(いわいハウジングの代表番号は0586-71-3800)

 

それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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