地球温暖化を防ぐのは、
暖房費の削減がカギかも
月刊ファミリー2014年2月号 住まいる考No.87 の解説動画をYoutubeにアップしました。
以下のアドレスで視聴ください。
まだまだ、ストーブの手放せない日々が続いております。
前回は、住宅の消費エネルギーをゼロ工夫についてお話しました。
今回は、住まいの光熱費についてのお話です。
年間の暖房費と冷房費って、どちらが多いかご存知ですか?
こんな、質問をすると多くの方が冷房費だとお答えになります。
実際には、圧倒的に暖房費が多いです。
夏に外気温が35度の時に部屋を28度にしようとすると7度下げれば良いですが、冬に外気温が0度で部屋を18度にしようとすると18度もあります。
これだけでも倍以上差が出来るのは歴然です。
そのうえ、暖房が必要な期間は、冷房より圧倒的に長いです。
住まいの光熱費のうち暖房費が27%で冷房費はわずか2%です。
一番多いのは給湯費で28%です。
断熱性能の高い住宅で省エネエアコンで暖房する場合の暖房費は、断熱性能の低い住宅で旧来のエアコンを使用する場合のわずか13%です。
地球温暖化という人類の生存に関わる脅威に対応して、世界中が取り組んでいます。
私も住宅の高断熱化を促す活動に今後も取り組む必要性を感じています。