理想の住まいは、ご自身で体感されるのが一番です。
前回は、我が家の緑のカーテンプロジェクトの話でした。
今回は、6月末に開催された「住まいの耐震博覧会」からお届けします。
今年のテーマは、「昭和の家・今の家」でした。
実際に昭和と平成をリアルに再現した実際の部屋を見比べて理想の住まいを考えていただくという企画でした。
関心の高かったのは、耐震性能の違いです。
昭和五十六年以前の耐震性能が低いということは、ご存じの方も多かったです。
実際にその違いをみることで実感されているようでした。
住宅のバリアフリーも関心を集めていました。
住居内事故がどのように起こるかという解説を熱心にご覧になっていました。
住居内事故が交通事故よりも多いことにも驚かれていました。
そして、最近、関心の高いのは、住宅の省エネ性能ですね。
断熱性が健康に影響することを知らない方が多くて、多くの方が驚かれていました。
省エネ性能に関しては、建築基準法にも記載がなかったため、平成の家でも性能は、まちまちです。
実際に住んでみないと違いが分からないです。
理想の住まいは、ご自身で体感されて、学んでいただくのが一番のようです。