地球温暖化を防ぐために
熱源を効率よく使いたい
前回は、住まいの光熱費に占める暖房について話しました。
今回は、家庭の30%近くを占める給湯光熱費の話です。
基本的に地球温暖化ガスである二酸化炭素を減らさないと地球がますます温められ、異常気象等が増えることになります。
そのためにまず取り組まなくてはいけないことは、少ないエネルギーで生活できるような省エネ住宅の普及が最も大切です。
壁等の断熱材を厚くしたり、窓を二重にしたりして、熱が逃げない家づくりのことです。
次に大切なことが、熱エネルギーを無駄なく使うことです。
今回の給湯の話は、これにあたります。
エアコンに代表される日本のヒートポンプ技術は、とても優秀です。
これを活用したヒートポンプ給湯機のお湯を沸かす効率は、電気エネルギーを単純に変換する場合の約3倍です。
二酸化炭素排出量は約半分になります。
そして、深夜電力と組み合わせることで給湯光熱費は、6分の1になります。
省エネ住宅で熱源の有効利用をしたうえで太陽光発電やペレットストーブ等の創エネをお考えいただくようにお伝えしています。