浴室のカビが生える夏
カビを防ぐための方法

この時期、会社が夏季休暇の方も多いのでしょうね。
先日、新築を検討されているお客様に現在の住まいの不満を聞きしましたら、カビが気になると言われました。
私が設計した住宅は、冬の結露によるカビは心配ありません。
しかし、浴室のカビには注意が必要です。

夏は、湿度が高まり浴室のカビが生えやすくなります。
浴室の床は毎日のように掃除をしている人は多いと思います。
では、天井は?

浴室の天井は、なかなか掃除をしない場所です。
入浴する時に天井を見てください。
うっすらと全体が湿っていませんか?

はっきりとしたカビがないと、一見キレイに見えるかもしれません。
ところが、天井はカビの巣窟になのです。

床や壁をいくら掃除しても、天井から降り注いだカビの胞子が、壁や床に新たなカビを生み出します。

それを防ぐ方法として、わたしがお薦めしている方法があります。
カビは45度以上のお湯で死滅するので、週に1度を目安に、天井→壁→床の順にお湯を掛けるのです。
この順番なら、効率よくカビを洗い流すことができます。
お休み中に一度、お掃除して、試されてはいかがでしょうか。