月刊ファミリー2025年4月号掲載
伝統は守りたいものですが 時代と共に変えるのも大切
真清田神社の桃花祭は、天気に恵まれ、
桜が満開で、今年のお祭りは格別でした。
御旅所では、各町内からの飾り馬が集結し、
神職さんによる厳かな式典が行われました。
でも、ちょっと寂しいことも。
飾り馬と一緒に襦袢姿でお酒を飲みながらという
昔の風景がまったく見られなくなりました。
「時代の変化だなぁ」と感じた瞬間でした。
考えてみれば、私たちの暮らしも大きく変わりました。
冷暖房が一般家庭に普及し、生活スタイルは一変。
でも、日本の住宅事情はどうでしょう。
実は冷暖房に適した住宅は、まだ全体の1割程度なんです。
「土壁で隙間風があるのが日本の伝統住宅だ」という
考えもありますが、それって正しいのでしょうか?
断熱性能が低い家では、
せっかくの冷暖房の熱が外に逃げていき、
光熱費のムダになっています。
さらに深刻なのは、
部屋の空気は熱いのに床は冷たいままなので、
健康への影響が出ています。
結露で発生したカビやダニでアレルギーの心配も。
伝統は大切ですが、時代に合わせた変化も必要です。
桃花祭の風景が変わったように、
私たちの住まいも進化すべきです。
現代科学の力を活かした冷暖房に適した住まいで、
快適で健康的な暮らしが
これからの「新しい伝統」になることを願っています。
いわい一級建築士事務所
住まいる先生 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
検索▽ファミリー住まいる考
それでは、また明日(‘ー‘)/~~
住まいの無料相談会を開催しています。
と0120-71-3804にお電話ください。
(いわいハウジングの代表番号は0586-71-3800)
パソコン・スマホの方は下記のボタンから