謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は皆様より格別なるご支援とご厚誼を賜り心より御礼申し上げます。
令和5年の年頭にあたりご挨拶申し上げます。
新型コロナウィルスと共生する生活も3年が過ぎ、ロシアの軍事侵攻など地政学上のリスクが顕在化しました。
それに伴って、環境問題や社会課題などについて考える方も増えたようです。
そのような背景もあって、多くの人の価値観が『モノからコトへ』の転換への流れも加速化したと感じています。
住まいづくりも単なるモノの消費で満足するのではなく、ご自身の価値観に基づいたコトの実現による「喜び」や「安心」を感じる対象へと変化しています。
いわいハウジングが提唱してきた「モノとしての住まいからコトを実現する住まい」への価値が望まれる時代になりました。
年頭に当たり、いわいハウジングが提唱する3つの価値を改めてご紹介します。
社会価値「地球環境に貢献できる住まい」
いわいハウジングでは、1994年より地球環境への負荷軽減のための省エネルギーで快適に暮らせる住まいに取り組んで聞きました。
2022年建築物省エネ法がが改正され、断熱等級が等級4の上に等級7まで増やされました。
最高等級である等級7が世界的に誇れる基準になったことで住まいに対する価値観が変わるものと言われています。
いわいハウジングでは、2022年より断熱等級の最高等級である等級7の住まいを提供し始めました。
暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を従来の基準からおおむね40%削減することが可能になりました。
エネルギー消費量の低い住宅で暮らしていただくだけで、地球環境に貢献いただけることになります。
地球環境に貢献していただくため、さらに進化を進めてまいります。
顧客価値「健康を促進する住まい」
新型コロナウィルスの出現によって、ますます健康に対する意識と住まいの重要度が高まりました。
コロナ渦によって、在宅で仕事をされることも増え、オンラインによるセミナーや講座も増えました。
住宅の中で過ごされる時間が相対的に長くなり、住居の快適性がさらに求められるようになりました。
また、ウィルスに対する免疫力を高めるための温熱住環境、ウィルスを蔓延させない換気住環境がさらに重要になりました。
いわいハウジングでは、長年にわたり「からだにやさしい住まいづくり」を掲げ、健康住宅の提供をしてきました。
温度変化に弱くなる50代からの活力ある暮らしを送るため、温熱・換気・睡眠を重視した住まいづくりに取り組んできました。
新型コロナウィルスの出現によって、その重要度が増しましたので、さらなる進化を進めてまいります。
共生価値「豊かな暮らしのための能力を育む住まい」
新型コロナウィルスの出現によって、リアルで人と会うことが減り、社会の分断化が進んだといわれています。
豊かな暮らしを手に入れるため、人と人とのコミュニケーション能力の育成がますます重要になってきます。
「他者を理解する力を養い、利他の心で周囲に接し、他者の幸せが自分の幸せと感じられる」といった「共生社会」の実現も重要になります。
住まいにはコミュニケーション能力を育む場としての機能が、以前にもまして求められていると感じます。
そのための間取りや仕掛けとともに、開放感のある大きな開口部や外の緑とつながることによる自然との共生も重要です。
いわいハウジングでは、これからも、こころ豊かな暮らしのための共生価値を高める住まいづくりを深めてまいります。