月刊ファミリー2022年12月15日号掲載

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伊吹おろしの季節に必要な
暮らしを充実させる秘訣

伊吹おろしの季節に必要な
暮らしを充実させる秘訣

伊吹おろしが吹く季節になりました。
日本海の季節風が若狭湾から琵琶湖を経て流れてくる北西の風は、本当に冷たいですね。

この季節、夜も健康のために温かくしてお休みなっていただきたいのですが、気を付けていただきたいことがあります。

畳などの上に直接、布団を敷かれて寝ている場合には、温かい布団と冷たい畳との温度差により、布団の下で結露が発生します。

布団を敷きっぱなしにされると結露で布団と畳にカビやダニが増えてしまいますから、こまめに布団を干していただきたいです。

断熱性能の高い家ほど、床が温かくなるので結露も少なくなります。
また、隙間が少ない家ほど床面の温度が高いというデーターもあります。

ベッドなどを使われている場合でも床が温かい寝室ほど熟睡できるというデーターがあります。

床材も工業製品の合板フローリングよりも天然木の無垢フローリングの方が熱伝導率の関係で足が触れた時に温かいです。

これからの寒い季節、熟睡できる寝室にすることで充実した日々を送りたいものですね。

いわい一級建築士事務所
住まいる先生 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
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