月刊ファミリー2023年7月15日号掲載

快適な住まいかどうかは、健康の指標で確認できます

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住まいる考が200号を迎えました。
これも読者の皆様のおかげと感謝しております。

人は、多くの時間を家の中で暮らしています。
職場に通勤している人で6割の時間を家で過ごしていると言われています。
定年後になると、これが9割にもなるそうです。

家で過ごす時間に気づいていただくと住環境の大切さがわかっていただけると思います。
家が暮らしている人に健康被害を与える代表的なものとしては、ヒートショック、シックハウス症候群、電磁波障害などがあります。
これらを引き起こさないのが「快適な住まい」と呼べる最低条件になります。

世界保健機関は、健康の指標として、肉体的健康、精神的健康、社会的健康を定義しています。
そして、これに生きがいを加えるかと検討しています。
この4つの指標は、足し算で評価されるのではなく、

掛け合わせたものが高いことが、より健康であるということです。
この指標のどれが欠けても健康に暮らしているとは言えないのです。

住環境は、この健康の4つの指標すべてに関係しています。
そして、より快適な住まいを実現することがご家族の健康を創っていきます。
健康被害がないだけでなく、精神的、社会的健康の視点で住まいを見直していただけたらと願っています。

住まいる先生 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
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