うちの会社の仕事納めは、
真清田神社の御旅所に薪を奉納することで締めくくります。
うちの会社は、今年で89年目ですが、
この仕事納めは、創業者の時代から長い年月続けられています⛩️
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
住まいる先生こと岩田邦裕です☘
この薪は、
神社とそれを支える町内の行事である
大晦日の年越しと新年15日のどんど焼きで使われます。
寒い季節である大晦日の夜に焚き火を
囲んで温まるのは格別な体験ですね。
でも、焚き火の熱がどのように私たちを温めているか、
考えたことはありますか?
今回は、焚き火を通じて学ぶ、
輻射熱と対流による温まり方の違いについてお話しします。
輻射熱:直接的な温かさ
焚き火の前に立つと、
火に面した体の部分がすぐに温まりますよね。
これが輻射熱の効果です。
- 輻射熱は電磁波の一種で、
空気を介さずに直接物体を温めます。 - 火や熱い物体から放射され、
遮るものがなければ直線的に伝わります。 - 焚き火の前では、
火に向いている側が急速に温まりますが、
背中側はそれほど温まりません。
対流:空気を通じた温まり方
一方、焚き火の周りの空気全体が
徐々に暖かくなっていくのを感じたことはありませんか?
これが対流による温まり方です。
- 対流は、暖められた空気が上昇し、
周囲の冷たい空気がその場所を埋めるという
循環によって起こります。 - 焚き火の熱で暖められた空気が周囲に広がり、
徐々に周辺の温度を上げていきます。 - 輻射熱と比べてゆっくりですが、
全身をまんべんなく温めます。
実験:焚き火での体感
次に焚き火をする機会があれば、
以下の実験をしてみてください:
- まず、焚き火の正面に立ち、
輻射熱を感じてください。 - 次に、焚き火から少し離れた場所に立ち、
周囲の空気の温度変化を感じてみましょう。 - 風向きを観察し、
暖かい空気の流れを感じ取ってください。
住まいの暖房にも応用できる知識
この輻射熱と対流の違いは、
家の暖房方法を考える上でも重要です:
- 輻射熱を利用した暖房(床暖房など)は、
直接的で効率的な暖かさを提供します。 - 対流を利用した暖房(エアコンなど)は、
部屋全体をまんべんなく暖めます。
焚き火を通じて学んだ熱の伝わり方の違いを、
日常生活での暖房の選択や使い方に活かしてみてはいかがでしょうか。
自然の中での体験が、科学的な理解と快適な暮らしにつながる。
焚き火の魅力は尽きませんね。
それでは、また明日(‘ー‘)/~~
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