はじめに

あなたは自分の家が
「資産」として機能しているか、
考えたことがありますか?

こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
ローンアドバイザー建築士 岩田邦裕です☘

住宅購入に何千万円もの大金を投じたのに、
年々価値が下がっていくとしたら
…悔しくありませんか?

実は3月2日は「少額短期保険の日」。

この機会に、
一生に一度の大きな買い物である
住宅の資産価値を守る方法について考えてみませんか。

住宅は適切なケアと保険選びで、
30年後も資産価値を維持できるのです。✨

マイホームは単なる「住む場所」ではなく、
あなたとご家族の大切な資産です。

災害リスクから守り、
長く価値を保つための秘訣をお伝えします。

この記事を読めば、
住まいの資産価値を最大化するための
具体的な行動計画が立てられるようになります。🏡

住宅の資産価値を決める要素

立地条件と周辺環境

住宅の資産価値を左右する最大の要素は「立地」です。

駅からの距離、商業施設の充実度、
公園や学校の近さなど、周辺環境は物件価値に直結します。

特に注目すべきは、将来的な地域の発展計画です。

新しい路線の開通予定や再開発計画がある地域は、
将来的に価値が上がる可能性が高いでしょう。🚉

一方で、
騒音や悪臭の発生源となる施設が近くにないかなど、
マイナス要素にも目を向けることが大切です。

建物の構造と品質

木造、鉄骨造、RC造など建物の構造によって
耐久性や資産価値の維持度合いは大きく異なります。

耐震性に関する建物の価値は、
構造の種類による違いではなく、
構造計算の方法や耐震等級で決まります。

木造住宅は、耐震性能の低いイメージがあるようですが、
耐震等級3の認定を受けた木造住宅が一般的になってきました。

耐震性を維持する耐久性も重要です。

完成時は、耐震性能が高くても
耐震部材の耐久性能が低くては、
劣化して、耐震性能が無くなってしまいます。

木造の場合には、
燃えない、腐らない、シロアリに強い
耐震ボード
の採用をおすすめします。

また、木造住宅は、省エネ性能を高めやすく、
耐震等級や省エネ性能などの住宅性能表示の活用が、
将来の売却時に大きなアピールポイントになります。🏢

「長期優良住宅」の認定を受けた住宅は、
住宅ローンの優遇や税制優遇だけでなく、
将来的な資産価値の維持する面でも有利です。

メンテナンス状況と履歴

住宅の価値を保つ上で最も重要なのが、
適切なメンテナンスの実施と記録です。

建物の状態をサーバー上に30年間保存してくれる
住宅履歴情報(いえかるて)というものがあります。

住宅履歴情報をきちんと管理しておくと、
将来の売却時に大きな差がつきます。

修繕・リフォーム歴が明確な住宅は、
買い手に安心感を与えるからです。📝

「きちんと手入れされてきた住宅」という評価は、
築年数が経っても資産価値を高く保つ最大の武器です。

資産価値を守るための日常的なメンテナンス

季節ごとのチェックポイント

住宅を長持ちさせるには、
季節ごとの点検が欠かせません。

春:雨漏りチェック、外壁の汚れや傷の確認

夏:エアコン点検、シロアリ対策

秋:落ち葉による排水口詰まり防止、結露対策の準備

冬:凍結防止、暖房機器の点検

特に梅雨前の雨漏りチェックは重要です。

小さな雨漏りを放置すると、
建物内部の構造材を腐らせ、大規模修繕が必要になることも。🌧️

DIYでできるメンテナンス作業

自分でできるメンテナンスを
定期的に行うことで、大きな出費を防げます。

例えば、排水口の掃除は月1回、
エアコンフィルターの清掃は2週間に1回程度が理想的です。

また、年に1回は換気扇の分解清掃を行うと、
機器の寿命が大幅に延びます。🔧

「面倒だな」と思っても、10分程度の簡単な作業で
住宅の寿命を何年も延ばすことがあります。

日常の小さなケアが大きな資産を守るのです。

プロに依頼すべき点検・修繕

素人判断が難しい部分は、専門家への依頼が賢明です。

屋根・外壁の点検は2~3年に1回、
給排水管の清掃は5年に1回が目安です。

特に外壁の塗装は10年に1度が交換時期と言われています。

プロの目で見ることで、
素人では気づかない劣化のサインを早期に発見できます。👨‍🔧

「費用がかかるから…」と先延ばしにすると、
結果的に大規模な修繕費用がかかることに。

計画的なメンテナンスが結局は経済的なのです。

長期的な視点での住宅維持管理計画

10年、20年、30年単位のメンテナンスサイクル

住宅の寿命を考えると、
数十年単位の長期計画が必要です。

10年目:外壁・屋根の塗装、給湯器の交換

15~20年目:キッチン・浴室などの水回り設備の更新

25~30年目:屋根材の交換、大規模リフォーム

住宅設備には寿命があります。

製品の平均寿命を把握し、計画的に更新することで、
突然の故障による緊急出費を避けられます。📅

長期的な視点を持つことで、
その時々の最適なタイミングで
修繕・更新ができるようになります。

修繕積立金の重要性と目安額

計画的なメンテナンスには、
それに見合った資金計画が不可欠です。

一般的に、住宅の維持管理費用は年間で
建物価値の1~2%程度と言われています。

例えば、2,500万円の住宅なら、
年間25~50万円の積立が理想です。💰

「そんなに必要?」と思われるかもしれませんが、
将来の大規模修繕に備えて、早めに貯蓄を始めることが重要です。

住宅ローンの返済計画と同様に、
修繕積立計画も立てておきましょう。

リフォームのタイミングと費用対効果

リフォームは単なる見た目の刷新ではなく、
資産価値を高める投資と考えるべきです。

特に、
省エネ性能の向上や耐震性強化など、
住宅の基本性能を高めるリフォームは、
将来的な資産価値の維持に直結します。

一方で、過度に個性的なデザインは、
将来の売却時にマイナスになることも。🏠

最も費用対効果が高いのは、
キッチンや浴室などの水回りのリフォームです。

住宅の「顔」となる部分の刷新は、
全体の印象を大きく変えます。

突発的災害から住まいを守る保険選び

火災保険の基本と特約

火災保険は単に「火事の保険」ではなく、
さまざまな災害から住宅を守る総合的な保険です。

基本的な補償範囲は、
火災・落雷・破裂・爆発・風災・雹災・雪災などです。

これに加えて、
水災・盗難・水濡れ・破損・汚損などの特約を
つけることで、より幅広いリスクに備えられます。🔥

特に注目すべきは「費用保険金」です。

災害後の仮住まい費用や、
損害防止費用なども補償されるため、
実際の建物の修理費用以上の経済的安心感があります。

地震保険の必要性と補償範囲

多くの方が誤解していますが、
一般の火災保険では地震による損害は補償されません。

地震保険は火災保険とセットで加入する必要があり、
地震・噴火・津波による
火災、損壊、埋没、流失などの損害を補償します。

ただし、補償額は火災保険の30~50%が上限です。🌋

「地震は起きないから…」と考えがちですが、
日本全国どこでも地震リスクはあります。

地震保険は「掛け捨て」と思わず、
いざというときの生活再建の助けと考えるべきでしょう。

住宅保険選びのポイント

少額短期地震保険のメリット・デメリット

少額短期保険は、従来の大手保険会社では
対応しにくかったニーズに応える保険商品です。

メリットは、補償内容を絞ることで保険料が安いこと。

火災保険など、
他の保険契約の有無を問わず、
単独での契約することができます。

一方、
デメリットは補償金額に上限があること、
全壊の場合で300万~900万円、
半壊の場合で50万円~450万円など。

住宅の場合は、
従来の火災保険との併用を検討すべきでしょう。

保険会社の安定性と支払い実績

どんなに良い条件の保険でも、
いざというときに支払いが
スムーズでなければ意味がありません。

保険会社選びでは、
財務健全性や支払い実績を
確認することが重要です。

また、
事故対応の評判も口コミなどで
調べておくとよいでしょう。✅

特に、災害時には多くの保険金請求が同時に発生します。

大手保険会社は対応力が高い傾向がありますが、
中小の保険会社でも特徴的なサービスを
提供している場合もあり、比較検討が大切です。

保証システムの活用法

住宅メーカーの保証内容の比較

住宅メーカーによって保証内容は大きく異なります。

構造体の保証期間は
10年(法定)~60年と幅広く、
設備機器の保証も2年~10年とさまざまです。

単に「長ければ良い」というわけではなく、
保証の適用条件や、免責事項を
しっかり確認することが重要です。📋

第三者機関による住宅性能評価

公正・中立な第三者機関による住宅性能評価は、
客観的な住宅の品質証明になります。

「住宅性能表示制度」に基づく評価は、
構造の安定性、火災時の安全性、維持管理への配慮など、
多角的な観点から住宅の性能を評価します。

この評価書は将来の売却時に大きな武器になります。🏆

アフターサービスの充実度をチェック

住宅購入後のサポート体制も、
住宅の資産価値を保つ重要な要素です。

24時間対応のコールセンターや、リフォーム提案など、
アフターサービスの内容は会社によって異なります。

特に地元の工務店なら、
小さな修繕にも迅速に対応してくれる場合が多いです。🔧

「保証期間終了後」のサポート体制も重要なポイント。

長期的な付き合いができる住宅会社を選ぶことで、
住まいの資産価値を維持しやすくなります。

まとめ

資産価値を守るための3つの柱

住まいの資産価値を守るための3つの柱は
「適切な保険選び」「計画的なメンテナンス」
「長期的な視点での住宅選び」です。

どれか一つでも欠けると、
住宅の資産価値は徐々に低下してしまいます。

特に日本では「新築至上主義」の傾向がありますが、
適切なケアがあれば、築30年を超えても価値を
保ち続ける住宅は少なくありません。🏡

自分の住まいを「使い捨て」ではなく
「守り育てる資産」と捉えることが、
住宅の真の価値を引き出す秘訣です。

定期的な見直しの重要性

保険内容もメンテナンス計画も、定期的な見直しが重要です。

ライフステージの変化や、社会環境の変化に合わせて、
保険の補償内容や金額を見直しましょう。

また、住宅の経年変化に合わせて
メンテナンス計画も調整が必要です。📆

少なくとも2~3年に一度は、
住まいの保険と維持管理計画を
見直す機会を設けることをおすすめします。

専門家に相談するタイミング

住宅の維持管理や保険選びに不安を感じたら、
専門家に相談するのが賢明です。

FP(ファイナンシャルプランナー)は
保険選びのアドバイスを、
建築士やインスペクターは住宅の状態診断を行ってくれます。

なお、インスペクターには、
民間資格者と国土交通省の「既存住宅状況調査技術者」がいます。

数万円の相談料で、
数百万円単位の損失を防げるかもしれません。👨‍💼

「何かおかしいな」と感じたら、
早めに専門家に相談することが、
住まいの資産価値を守る最善の方法です。

住まいは単なる「箱」ではなく、
家族の思い出が詰まった大切な資産です。

適切なケアと備えで、その価値を長く保ち続けましょう。

住まいの資産価値の維持と保険選びについて、

さらに具体的なアドバイスが必要な方は、
ぜひ私たちの「住まいづくり相談」をご利用ください。

住まいづくり相談のご案内

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私たちは無料の住まいづくり相談を行っています。

経験豊富な一級建築士、
既存住宅状況調査技術者などの専門家が、
あなたの状況やニーズに合わせて、
最適なアドバイスを提供します。

この機会に、
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あなたの健康的で
快適な暮らしのために、私たちがお手伝いします。

お問い合わせは簡単です。

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それでは、また明日(‘ー‘)/~~

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