「窓を開けても、なんだか家の中がムシムシする…」
「花粉の季節だけど、換気はどうしたらいいの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
こころとからだが喜ぶ暮らしを💕
環境アドバイザー建築士 岩田邦裕です☘
実は3月5日からは「啓蟄」!
虫たちが冬眠から目覚め活動を始める季節です。
この時期こそ、住まいの空気環境を見直すチャンス!
正しい換気方法を知れば、花粉症対策をしながらも新鮮な空気を取り入れられます。
さらに、家族の健康を守りながら、住まいの快適さもアップ!
今回は、あなたの暮らしを変える換気の秘訣をお伝えします。
この春から、空気がうまい家で深呼吸しませんか?🌸
啓蟄って何?換気との関係性
「啓蟄(けいちつ)」という言葉、聞いたことはありますか?
二十四節気「啓蟄」の意味
啓蟄は、二十四節気の一つで3月5日頃から始まります。
「虫が冬ごもりから目覚める時期」という意味があります。
土の中で冬眠していた虫たちが、暖かさを感じて地上に出てくる時期なのです。🐞
実は私たち人間も、冬の間は窓を閉め切りがちで、部屋の中に閉じこもりがちです。
虫たちが活動を始めるように、私たちも「住まいの換気」について考え直す、ちょうどいい時期なのです。
春の換気が重要な理由
春になると、気温が上がってきて窓を開ける機会が増えます。
でも、単に「気持ちいいから」だけじゃないんです。
冬の間、閉め切っていた家の中には、ホコリやダニ、カビの胞子などが溜まっています。
これらは目に見えないので気づきにくいのですが、実は健康に大きな影響を与えるんです。😷
特に春は花粉も飛び始めるので、換気の仕方によっては逆効果になることも。
だからこそ、「正しい換気方法」を知っておくことが大切なのです。
24時間換気システムを理解しよう
新しい家には必ず付いている「24時間換気システム」。
でも、その仕組みや種類、正しい使い方を知っていますか?
24時間換気システムの種類と特徴
24時間換気システムには、主に3つの種類があります。
第1種換気は、給気と排気の両方を機械で行うシステム。
熱交換型が多く、冷暖房効率を保ちながら換気できるのが特徴です。
花粉やPM2.5などをフィルターでキャッチできるタイプもあります。🌬️
第2種換気は、給気を機械で行い、排気は自然に任せるタイプ。
室内を少し陽圧にして、すきま風の侵入を防ぎます。
第3種換気は、排気を機械で行い、給気は自然に任せるタイプ。
コストが安いのが特徴です。
ただし、給気口からの花粉やホコリの侵入に注意が必要です。
各タイプにはメリット・デメリットがあるので、自分の家に合ったタイプを選ぶことが大切です。
24時間換気システムの正しい使い方
「うるさいから」「電気代がもったいないから」と換気扇を止めていませんか?
24時間換気システムは、2003年から建築基準法で設置が義務付けられている重要な設備なんです。
常に動かし続けることが前提の設計になっています。⚠️
日本では設置が義務で、多くの国はWHOの換気基準ができることが義務です。
建物本体の性能も対応していて、換気ができている家では電源を止めたりしないです。
換気システムがついているだけの家では、止めてしまうようです。
フィルターのお手入れも定期的に行いましょう。
目詰まりすると効果が下がるだけでなく、電気代も上がってしまいます。
また、給気口や排気口を家具でふさがないよう注意することも大切です。
効率良く換気するためには、空気の通り道を確保することが必要なのです。
いわいハウジングの換気システム
いわいハウジングの次世代健康住宅では、2010年から第一種換気システムを採用しています。
花粉やPM2.5などの微粒子も除去するフィルターを搭載し、一年中クリーンな空気を供給。
熱交換機能付きなので、冬でも換気による室温低下を防ぎ、快適な室内環境を保ちます。
エネルギーが少ないため省エネで、快適さと健康を両立できる、まさに理想的なシステムです。🏡
パッシブ換気で自然の力を活用しよう
機械に頼るだけでなく、自然の力を利用した「パッシブ換気」も効果的です。
パッシブ換気の基本原理
パッシブ換気とは、機械の力を使わずに自然の力で換気を行う方法です。
主に「風圧力」と「温度差」を利用します。
風圧力を利用した換気は、風が吹く方向に向いた窓から空気が入り、反対側の窓から出ていく仕組みです。
横にスライドして開閉する窓よりも、壁面から突き出して開閉する窓の方が風は通ります。
温度差を利用した換気は、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動する性質を活用します。
上部と下部に開口部を設けることで、自然な空気の流れが生まれるのです。🌀
このような自然の力を利用した換気は、電気代がかからず環境にもやさしい方法です。
効果的なパッシブ換気のテクニック
効果的なパッシブ換気のコツは、「対角線上に窓を開ける」こと。
家の中に風の通り道を作ることで、室内の空気を効率よく入れ替えられます。
新築の場合には部屋の2面に対角になるように窓を設けておくのがおすすめです。
「高い位置と低い位置に開口部を作る」のも有効です。
温度差による空気の流れを作り出せます。
窓を全開にしなくても、数センチ開けるだけでも効果があります。
特に花粉の季節は短時間の換気がおすすめ。
朝は7時頃までに、夕方は16時以降に行うと花粉の影響が少なくなります。🕖
住まいの間取りや周辺環境に合わせた換気方法を見つけることが、パッシブ換気を成功させるポイントです。
アレルギー対策と空気清浄技術
春は花粉症など、アレルギーに悩まされる季節。
でも、正しい対策で快適に過ごせます。
花粉・ハウスダスト対策としての換気方法
花粉症の方にとって、換気は悩みの種ですよね。
でも、「換気しない」という選択肢はありません。
花粉が少ない時間帯を狙って短時間で効率的に換気するのがポイントです。
雨の日は花粉が少ないので、換気するチャンスです!☔
窓の開け方も工夫しましょう。
窓を上下に少しだけ開ける「スリット換気」は、花粉の侵入を最小限に抑えながら換気できる方法です。
玄関から入る時は、外套を脱いで花粉を払い落としてから室内に入るようにしましょう。
これだけでも室内に持ち込む花粉量はグッと減ります。
最新の空気清浄技術とその効果
最近の空気清浄機は、単にホコリを取るだけでなく、ウイルスや細菌、臭いまで除去できるものが増えています。
HEPAフィルターは、0.3μmの微粒子を99.97%以上捕集できる高性能フィルター。
花粉やハウスダストの対策に効果的です。🌈
光触媒や活性炭などの技術で、臭いや有害物質を分解するタイプもあります。
加湿機能付きの空気清浄機は、乾燥する季節には特におすすめ。
適切な湿度を保つことで、のどや肌の乾燥を防ぎ、ウイルス対策にもなります。
空気清浄機を使用する際は、部屋の広さに合ったものを選び、適切な場所に設置することが重要です。
健康住宅と空気環境の関係
住まいの空気環境は、家族の健康に直結します。
健康住宅の考え方を取り入れましょう。
健康住宅の基本的な考え方
健康住宅とは、住む人の健康を第一に考えた住まいのこと。
その中でも空気環境は特に重要な要素です。
シックハウス症候群などの健康被害を防ぐ必要があります。
そのため、健康住宅では適切な換気ができることが基本となっています。🌱
世界保健機関WHOの基準を満たす換気ができたうえで、自然素材の使用も有効です。
「呼吸する家」という表現があります。
家自体が適度に湿気を吸収・放出する性質を持つことも大切です。
健康住宅は、単に病気を防ぐだけでなく、住む人の快適性や生産性も高める効果があります。
寝室の空気環境を整えることで、睡眠の質が向上するという研究結果もあるほどです。
家族の健康を守る住環境づくりのポイント
家族の健康を守るためには、「温度」「湿度」「空気の質」のバランスが重要です。
温度は、冬は20℃前後、夏は28℃前後が快適とされています。
部屋ごとの温度差が大きいと、ヒートショックなどの危険もあるので注意が必要です。🌡️
湿度は40~60%が理想的。
湿度が低すぎると風邪やインフルエンザのリスクが高まり、高すぎるとカビやダニが繁殖しやすくなります。
空気の質については、定期的な換気に加え、観葉植物を置くのも効果的。
一部の植物には空気清浄効果があるとされています。
また、掃除のしやすい家づくりも重要です。
ホコリがたまりにくい設計や、お手入れしやすい素材選びなど、日々の暮らしの中で清潔を保ちやすい工夫が健康住宅には欠かせません。
まとめ
啓蟄の季節は、住まいの換気を見直す絶好の機会です。
下記のような様々な観点から換気の重要性をお伝えしました。🏡
- 24時間換気システムの正しい理解と使用
- パッシブ換気の活用
- アレルギー対策としての換気方法
- 健康住宅の考え方
換気は難しそうに感じるかもしれませんが、少しの工夫と正しい知識があれば、誰でも実践できるものです。
新鮮な空気で満たされた住まいは、家族の健康と笑顔を支える大切な基盤となります。
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