月刊ファミリー2022年2月15日号
いわい一級建築士事務所 住まいる先生 岩田邦裕

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健康維持と学力アップを叶える住まいのあり方

健康維持と学力アップを叶える住まいのあり方

立春も過ぎ、暦では春ですが、まだまだ寒い日は続きます。
あなたは、室温の低い寝室で睡眠するリスクをご存知ですか?

室温10度以下の寝室で就寝すると、身体は布団で十分に温まっても、呼吸により内臓が冷たい空気で冷やされ続けるため、体温が35度台になることがあり、それが原因で突然死することもあるそうです。

突然死にならなくても、低体温になれば、基礎代謝が低下し、免疫力も低くなり、体調を崩しやすくなります。
これでは、健康に暮らせる住いの環境とはいえません。

2014年1月下旬の調査では、寝室の室温の全校平均は、就寝時で16.2℃、起床時で12.4℃だそうです。
あなたの寝室の室温は、何度でしたか?
また、のどの痛みや肌の乾燥、冷え性などの悩みは、ありませんか?

体温を正常値に保っている人は、生涯にわたって、健康に過ごす可能性が高いそうです。
また、午前中の体温が低い人は、試験に弱いという話もあります。

健康維持や学力アップのために室温を一定に保つことができる寝室が求められています。
これは、断熱性能が高い住まいづくりで手に入れることができます。

いわい一級建築士事務所
住まいる先生 岩田邦裕
kunihiro@iwaihousing.com
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