建物に日陰を作ろう
日陰とひなた。どちらが暑いかは
誰の目にも明らかですが、
人間が日陰に入ることはあっても、
建物が日陰に入ることはなかなか出来ませんね。
それを少しだけ実現させるのが、
よしずやすだれ、そして朝顔などのつる性植物です。
体感温度を示す、グローブ球温度で計測すると
真夏の室内の温度は、日よけをしなかった
場合は45℃、日よけをした場合には34℃。
11℃もの体感温度差があるのです。
日よけがあると太陽光線の透過率が
21%とぐっと低くなる統計が出ています。
お部屋の窓を触ってみて下さい。
日当たりのいい窓は、
驚くほど温まっているはずです。
最近は、熱線を反射する硝子やペア硝子が
出回っています。これらも効果はありますが、
窓を開けたときに役目を果たさなくなりますので、
日よけに勝るものはないでしょう。
いちいちすだれをかけるのも面倒だし、
和風はちょっと…という方には、
オーニングテントはいかがでしょう。
開閉が自在で、人気のガーデニングにも
ぴったりの外観を演出できます。
人間が日傘や帽子を手にするように、
真夏の建物も日陰を
探しているのかもしれませんね。