情報化時代の住宅②
前回に引き続き、住宅の情報化に関する話題です。
今回は、各部屋でのインターネット接続についてお話しましょう。
インターネットの接続には、
既存の電話回線を利用したISDN、ADSL、
ケーブルテレビを引き込むCATVなどの接続方法があります。
また、将来的には、
光ケーブルを引き込むFTTH接続が、増えてくるでしょう。
方式による特性は様々ですが、
共通しているのは外から来た信号を
それらの方式にあわせた装置をつけて、
家庭内で利用する信号に変換するということです。
この変換装置からLANといわれる方法で
各部屋に信号を送ることになります。
LANの方式には、有線式と無線式があり、
配線の必要が無い無線式が便利ではありますが、
混信等の信頼性を考えると、有線式がお勧めです。
この場合、「カテゴリー5」という規格のケーブルを
装置から各部屋に配線する事になります。
このケーブルは、パソコンの売られているところで、
簡単に手に入れる事ができます。
見た目を気にしなければ、この線を各部屋に引いていくだけですが、
壁の中に埋め込む場合には、業者に依頼する事になります。