情報化時代の住宅 ④
住宅の情報化に関する話題の4回目は、
各部屋でのテレビ配線に関する話です。
昨年、BSデジタル放送が始まりました。
地上波でもデジタル化の準備が進んでいますし、
パラボラアンテナひとつでBS放送とCS放送が見られる放送も
この春始まる予定です。
まず、テレビを各部屋で見るためには、
同軸ケーブルというものを各部屋に引くことになります。
地上波放送とBS放送は、1本引き込めば、
各部屋で信号をそれぞれに分けることができますが、
通常、CS放送用にもう一本同軸ケーブルを引く必要があります。
この場合、CS放送対応のS-5C-FB以上の規格の
同軸ケーブルを使ってください。
デジタル化にともない様々な多重放送が行われ、
電話回線を利用したショッピングやチケット予約など、
各種情報サービスやデータを提供する
双方向サービスが始まっています。
BSデジタル放送・CS放送で双方向データ通信や
有料番組(ペイ・パー・ビュー)を視聴するには、
チューナーを電話回線に接続する必要があります。
CS放送用ケーブルと電話回線をセットで配線し、
同じ場所に端子を用意しておくとよいでしょう。