木を伐採することを悪いことだと思っていませんか
前回は、地域環境の観点から住まいの防犯対策を取り上げたのですが、今回からは、地球環境のお話です。
私が今の仕事をしているのは、祖父が材木店を開いて以来、木材と住宅を一宮の皆様にお届けすることを家業にしてきたからです。
私は、材木にかこまれて育ち、木には、とても愛着があります。
そこで地球環境と木についてお伝えしたいと思っておりました。
木は、二酸化炭素と水を原料に光合成を行ない、炭素を糖分にかえます。
その際に酸素を放出します。
成長期の木は、より多くの二酸化炭素を吸って多くの酸素をつくり出してくれます。
しかし、生長がとまった木は、二酸化炭素を吸収しなくなります。
その木を伐採し、若木を植えて育てることによって、二酸化炭素をより多くの酸素にかえる森にすることができます。
伐採した木を活用すれば、その分だけ炭素が固定され、地球上の二酸化炭素が減って、より酸素が増えます。
二酸化炭素の削減が世界的にさけばれています。私たちは、木材を積極的に活用することで地球環境に貢献することができるのです。
次回は木を育てる話です