注文住宅を建てると、キッチンも自由に選ぶことができます。キッチンは1日に長い時間立つ場所ですので、できるだけ使いやすい空間にしたいものです。注文住宅のキッチンには、どのような種類があるのでしょうか。それぞれどのように使い勝手がいいのかも、見ていくことにしましょう。
□注文住宅のキッチン3つの設置タイプ
注文住宅のキッチンには3つの設置タイプがあります。
*オープンキッチン
キッチンとダイニングやリビングが、1つになっているタイプのキッチンです。キッチンと家族のいる場所が近いので、料理しながら家族と会話ができます。また、小さな子供をリビングで遊ばせながら、料理ができるメリットもあります。
*クローズドキッチン
キッチンが独立したタイプです。来客にキッチンを見られたくない方や、料理に集中したい方はこのタイプがいいでしょう。キッチン以外の場所に、料理の臭いや煙などが広がらないメリットもあります。
*セミオープンキッチン
オープンキッチンと、クローズドキッチンを合わせたような作りになっています。キッチンが他のスペースと区切られているのに、キッチンの一部はリビングなどから見えています。料理しながらリビングやダイニングの様子がわかるのに、来客からキッチンが見えないように作られています。
□注文住宅のキッチンの種類
注文住宅のキッチンには、以下のような種類があります。
*アイランドキッチン
キッチンの周囲のどこも、壁と接触していない独立した作りのキッチンです。コンロやシンク、調理スペースが一列になっているのが特徴です。
*ペニンシュラキッチン
左右どちらかが、壁とつながっているキッチンです。コンロやシンク、調理スペースが一列に並んでいますが、アイランドキッチンほどのスペースは必要としません。
*壁付けキッチン
キッチンの前面が、壁についたタイプです。昔から日本に多いタイプのキッチンで、あまりスペースを必要としません。
*セパレートキッチン
コンロとシンクが別になっていて、2列に配置されているタイプです。複数の人が同時に料理を作るのに向いていますが、設置するのにかなりのスペースが必要です。
*L型キッチン
L字型に曲がったキッチンです。狭いスペースでも設置できて、1人で料理するのに向いています。
□まとめ
今回は、注文住宅のキッチンに種類についてご紹介しました。
注文住宅のキッチンには、大きく分けて3つの種類があります。家族と会話しながら料理できるキッチンや、来客からキッチンが見えないタイプもあります。また、完全に独立したキッチンや、キッチンの一部が壁についているキッチン、複数の人が同時に料理するのに適したキッチンや、1人で料理するのに向いているキッチンもあります。